ノエイン ~もうひとりの君へ~ 第3巻【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
これで、全体の3分の1ほど見終わったことになりますが、登場人物同士の関係など、これまでよく分からなかったことが色々と明らかになりました。

カラスはユウの、アマミクはアイの、フクロウはイサミの、それぞれ15年後の姿という設定、そしてヒロインのハルカは何年か後にユウ達を守るために犠牲になって、15年後の世界にはいないようです。
カラスはハルカをラクリマから元の世界に連れ帰ったことで、竜騎兵達から追われる身となってしまいます。
どうも竜騎兵は、アトリといい、個性が強いと言うか、身勝手と言うか、今ひとつまとまりがないですね。

ハルカの母親明日香とユウの母親美有樹は、高校生時代に親友だったこと、美有樹は自分が姉と違って両親から愛されていないと思い込んでいて、息子のユウを自分の姉のようにしたいという思いでユウに接していたことも明らかになりました。
ユウを探して家に押し掛けて来た美有樹に対して、朝からワインを出すあたり、明日香は流石ハルカの母親です。
ハルカには時空を飛び越える能力もあるらしく、過去に飛んでしまった美有樹を連れ戻すのに成功します。
過去を覗いて来た美有樹は、両親が自分を心配していたことを知って思い直したようですし、これでユウの家庭の事情は好転するのでしょうね。

予告編を見る限り、次巻では、またハルカとアイの間で一悶着ありそうな感じです。
15年後を知ってしまったハルカがこれからどう振る舞うのか、カラスとフクロウ達の争いがどうなるのか、これからの展開が楽しみです。