夏場になって書斎がパソコンの排熱で暑くなりがちなので、消費電力の少ない構成にしようと、マザーボードをASUS M4A785TD-M EVOからF2A85-Mへ、CPUをAMD AthlonⅡX4 615eからA10-5700へ、グラボをPCI Express接続のNVIDIA GT520の増設ボードからオンボードへと、それぞれ換装をすることにしました。
が、結果的には、元のマザーボードとCPUの構成に戻すことにしました。
排熱に直結する消費電力ですが、換装前にアイドル時60W強だったのが、換装後はアイドル時40W台になりました。
ただ、ブラウザの画面を更新したりスクロールしたりといった軽作業で、換装前も後も同じ70Wくらいになっていました。負荷を与えた時は換装後のほうが消費電力が大きく、100Wを越えていました。
もちろん、CPUの周波数が2.5MHzから3.4MHzに上がっていることを考えれば、許容すべき範囲ではあるのですが、排熱という面では、それほど効果的とは言えない結果でした。
最終的に換装を取りやめることにした一番の理由は、マザーボードから高周波のノイズが出ることです。
インターネットで調べたところ、コイル鳴きとも言うらしいのですが、省電力のためにクロック制御をすることで、こうした高周波の音が鳴るとのことです。
慣れれば気にならなくなるかなとも思ったのですが、DVDを再生して見ている時でさえ高周波のノイズが耳障りになるほどで、とても許容できないものでした。
購入したショップに相談して、マザーボードを返品することで、今回の換装は見送ることにしました。
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