小学6年生の息子の最後の運動会

今日は小学6年生の息子の運動会でした。
昨日からの雨で、時々天気予報を見ては翌日曜日に延期になるかも知れないと心配していたのですが、結局、昨夜9時頃には雨がやんで、無事に予定通りの開催となりました。

小学校で最後の運動会ということで、気合を入れて場所取りをしました。
8時45分から開会式、7時30分に開門とのことで、家内に車で送ってもらって正門前に朝6時前に着いたのですが、既に50人くらい並んでいて、トラック周辺の一番前の列は確保できず、2段目しか取ることが出来なかったです。
一番前の列を確保するには、朝5時には並んでいないといけなかったようです。
まあ、それでも息子が出る場所にかなり近い席を取ることが出来て、前の人の頭が映り込んでしまいましたが、息子の演技はそれなりにアップで撮ることが出来たので、よしとします。

あと、午後の競技の始めにPTAの綱引きがあって、前日に息子の頼みもあったので出場しました。
こういうのに手を抜けない性格なので、かなり前のほうで気合を入れて引いたのですが、なかなか決着せず、へとへとになったのと共に手の皮が4ヶ所ほど剥けてしまい大変でした。
綱の左側で引いたので、左手が前、右手が後ろで、右手は握力もあってあまり綱と擦れなかったので表面が薄く剥けただけで済んだのですが、左手は握力が低いためにどうしても綱と擦れてしまい、中指の付け根と親指の第1関節のあたりの皮ががっつりと剥けてしまいました。
帰宅してから、キズパワーパッドを貼っていますが、治るのに一週間以上掛かりそうです。

息子は自分の競技の他に審判係を務めていて、徒競走やリレーなどでゴールした選手を順位に即した列に案内する役割をこなしていました。
私と家内とで時々見に行っていましたが、特に問題なく役割をこなしていたようです。

これまで1年生から5年生まで合計5回の運動会があったのですが、息子の所属する組がすべて勝っていてこれまで5連勝でした。
紅組と白組の総得点表示は最後の3種目の前までになっていて、その時点では息子の組が僅かながらリードしていたのですが、その後の2年生のリレーはほぼ互角、次の高学年リレーは息子の組のが2位と4位で相手の組が1位と3位だったことから、最後の競技の前に相手の組に逆転されていただろうと、私には何となく分かりました。
最後の競技は全生徒による大玉送りで、2回勝負で延長なし、2連勝しないと息子の組の優勝はないと思っていて祈るように見ていましたが、2回とも僅差で勝って2連勝で、その結果、今年も息子の組が優勝することが出来ました。
閉会式での得点発表で息子の組が優勝だと判明して、息子はちょっと涙ぐんでいました。
たかが学校の運動会の勝ち負けと言ってしまえばそれまでなのですが、やはり全力でやって、その結果に感動できるということは、小学生なので大事なことなのだろうと思います。

なお、最近問題となっている組体操は、ダンスの一部に組み込まれていただけで、立った状態で人を載せる形のものは全くなく、一番高さのあるものでも、膝をついた四つん這いでの、下から3人、2人、1人の3段でした。去年は一応組体操という名前でしたが、今年は「組体操」という名前も使われていませんでした。
騎馬戦は、2年前の運動会で女子の主将戦で脳震盪を起こした子が出た影響で、昨年は実施されておらず、今年も実施されませんでした。
おそらく、息子の小学校では、組体操も騎馬戦も今後行なわれることはないのでしょう。
いずれの競技も危険を伴うのはその通りなので、親としては心配がない反面、自分が普通に騎馬戦や組体操をして来た世代として見てみると、寂しい気がしなくもないですが。

毎年、家内の誕生日の少し後に運動会があって、家内の誕生日と息子の運動会のお疲れ様会を兼ねて外食するのが恒例となっていて、今年も夕食は外に食べに行きました。
息子がずっと運動会の話を繰り返ししていたのにちょっと閉口しましたが、それ以外は楽しい食事になりました。
もしも負けていたら、息子はずっとぐずっていたのかも知れないと思うと、勝てていて良かったなと思います。