最近、出納簿(小遣い帳)をつけるのをやめました。
正確には、残高の管理だけ行なって、いつ、どこで、何に、いくら使ったかをすべて記録するのを止めたというのが正しいです。
出納簿は1990年1月1日から2007年10月10日まではB5応用ノートに手書きで付けており、その後はExcelに1ヶ月で1シートで付けていました。
約30年付けていたことになります。
止めた理由は、正確に管理するのが大変になったからです。
昔はクレジットカードも電子マネーも無く、現金だけの管理をしていれば、ほぼ十分でした。
最近は、下記です。
■現金
・基本的には現金払いはしないが、やむを得ずしなければならないケースがある。
・自動販売機や立ち食い蕎麦店ではレシートが出ないことがあり、その度に金額を覚えておかなければならない。
■電子マネー:PayPay
・ポイントが頻繁にチャージされるので、その日使った金額と残高とが合わないことが頻繁にある。
・Yahooカードでオートチャージされるのは便利だが、引き落としが翌月末に発生するため、その間は引き落とし予定額を別途押さえておく必要がある。
■電子マネー:モバイルSuica
・残高はリアルタイムに更新されるが、何にいくら使ったかは翌日にならないとアプリから見られない。
・BIC Suica Viewカードでオートチャージされるのは便利だが、引き落としが翌月末に発生するため、その間は引き落とし予定額を別途押さえておく必要がある。
・コロナ禍で定期券購入ではなく実費精算になったが、バスチケットなどで割引がされた場合に金額が合わなくなることがある。
■各種クレジットカード
・引き落としが翌月末または翌々月初めに発生するため、その間は引き落とし予定額を別途押さえておく必要がある。
・やむを得ず返品した場合に、一度引き落とされてから、次回引き落とし額から相殺されることがある。
電子マネーやクレジットカードで便利になった面はあるのですが、上記を織り込んで日々の出費を正確に記録して残高まできっちり管理しようとすると、ものすごく手間暇が掛かります。残高が合わないことで何を見落としているのだろうかと頭を悩ませる時間も少なからずあります。
かと言って、昔のようにすべて現金払いの生活に戻すのも、それはそれで大変ですし、電子マネーやクレジットカード決済を前提としたサービスがあるため現実的ではありません。
なので、思い切って、出費を記録するのをやめて、残高だけ管理して、その月に使い過ぎかどうか把握するだけにしました。
一ヶ月くらい経ちますが、特に不便は感じていません。
そのために、以下の優先順位で決済手段を変えました。
・PayPayは、ポイント付与等で残高が残っている時は残高払いとするが、基本的にはミライノデビットPLATINUM(Mastercard)によるクレジットカード決済として、即時、住信SBIネット銀行から引き落とし。
・モバイルSuicaは、外出前に残高確認をして、不足しそうな場合には最少額をミライノデビットPLATINUM(Mastercard)からチャージして、即時、住信SBIネット銀行から引き落とし。
・電子マネーが使えない場合には、ミライノデビットPLATINUM(Mastercard)でクレジットカート払いして、即時、住信SBIネット銀行から引き落とし。
・上記のいずれも使えない場合にのみ、現金払い(ただし、不測のクレジットカード決済必要時に備えて、年会費永年無料の三井住友VISAカードを携行)。
上記であれば、現金を数えて(現金払いで変動があるのは週1回か2回)、スマホからPayPay残高、モバイルSuica残高、住信SBIネット銀行残高を確認すれば、トータルの残高はすぐに出せます。
残念ながら、TSUTAYA DISCASの月会費だけはミライノデビットPLATINUM(Mastercard)で支払えないので、それだけが別管理ですが、ここのところ年の半分はDISCASを休会しているので目をつぶることにしています。
さらに言うと、電子マネーはモバイルSuicaだけにしてPayPayをやめるともっとすっきりするのですが、PayPayではお得なキャンペーンが時々実施されているので、PayPayをやめるのは未だ躊躇しています。
また、PayPayはお店側の決済手数料が2021年9月末までは無料とのことで、Suica払いやクレジットカード払いよりもお店側の利益が高くなることも、今のところPayPay払いを第一にしている理由です。
もしも2021年10月移行のPayPayの決済手数料が普通のクレジットカード同等になったら、優先順位を再考するつもりです。
今後も、ストレスの少ないお金の管理をして行こうと思います。
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