今回、夏の賞与が思っていたよりたくさんもらえたこともあって、書斎のパソコンのCPUをAthlon II X4 605eから615eにアップグレード換装しました。
CPUの換装は、CPUをPhenom II X3 705eからAthlon II X4 605eに換装して以来で、1年振りです。
システムトレードのバックテストに掛かる時間を少しでも短くしたいというのがアップグレードの主な動機です。
4コアのAthlon IIから6コアのPhenom IIにアップグレードすることも考えたのですが、Phenom II X6のTDPは最低でも95Wあり、夏場に書斎が暑くなるのを避けたいという理由で、TDPが45WのAthlon II X4の省電力タイプのままにしました。
CPUファンだけの交換も含めて、CPUまわりの換装作業は年に数回行なっているので、作業自体は滞りなく進めることが出来ました。
605eから615eへの換装で、TDPは45Wで変わりませんが、クロック数が2.3GHzから2.5GHzに上がったことで、ベンチマーク(CryatalMark測定値)の結果は141,166から148,287へと5%ほど向上しました。CPU依存の測定項目は、概ねクロック数に比例して結果が良くなっているようです。
また、CPU自体のTDPは変わらないのですが、システムトレードのバックテストでCPUが100%使われている時のCPUファンの音を少しでも下げられるよう、フロントファンを増設しました。フロント→CPU→リヤにほぼ一直線に風が抜けるようになっています。アイドル時はほとんど音がしない静音パソコンになっています。
今のハードウェア構成は以下のようになっています。
CPU | AMD Athlon II X4 615e(2.5GHz, L2:512KBx4, L3:なし, TDP:45W) |
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CPUクーラー | サントラスト 薙刀+(なぎなたプラス)、ファンを鎌風の風PWM 9cm(2500rpm, 31.07dBA, 55.55CFM)に交換、ASUS SmartFanで800~1300rpmで稼動 |
メモリ | SILICON POWER DDR3 UDIMM PC3-10600 (DDR3-1333) 4GB 2枚セット(合計8GB) |
HDD1 | HITACHI HTS545025B9A300 2.5" 250GB S-ATA2 8MB(QUIET DRIVEに収納; Cドライブ) |
HDD2 | HGST HTS543225L9A300 2.5" 250GB S-ATA2 8MB(QUIET DRIVEに収納; Dドライブ) |
光学ドライブ | PIONEER DVR-111BK/MP ブラック Soft付 DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R/RW、DVD-RAM) |
MB | ASUSTEK M4A785TD-M EVO AMD 785G+SB710チップセット |
VGA | 玄人志向RH4350-LE256HD/HS(GPU OC:600MHz→650MHz、Memory OC:400MHz→550MHz) |
サウンド | オンボードサウンドを使用 |
ネットワーク機器 | オンボードLAN(1Gbps)を使用 |
ケース | CoolerMaster Centurion 541 ブラック 電源無し |
電源 | サイズ CORE POWER2 CoRE-400-2007 |
ケースファン前 | S-FLEX 12cm SFF21D(12cm, 800rpm, 33.5CFM, 8.7dBA)を吸気設置、ファンコントローラで650rpmで稼動 |
ケースファン後 | S-FLEX 12cm SFF21D(12cm, 800rpm, 33.5CFM, 8.7dBA)を排気設置、ASUS SmartFanで500~650rpmで稼動(参考:パソコンの静音化のために8cmファンを12cmファンに交換) |
ケース吸音材 | 東京防音 シャットオンシート OS-14 |
Phenom IIの6コア以上でTDP 65W程度のものが出たら、また換装するかも知れません。
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