BLOOD+ Episode-49 二人の女王【感想】

BLOOD+ 第49話を見ての感想です。(よろしかったら、前回のBLOOD+ Episode-48 摩天楼オペラ【感想】もご覧いただけると幸いです。)
今回は、小夜vsディーヴァ、ハジvsアンシェルの戦いだったわけですが、まさかあのような結果になるとは、想像していませんでした。
ストーリー的には「あり」の展開ではありますが、実力差的に意外性は否めません。

まず、ハジvsアンシェルです。
完全に翼手化したアンシェルに、ハジが太刀打ちなどできるはずないのに、と思いきや、いつものような串刺しにはならずに互角の戦い。
ようやくハジが本気を出したと言うことなのでしょうか。
そして、建物の塔の突起物にアンシェルを突き刺し、落雷によってアンシェルは絶命しました。(それはそうと、ハジがアンシェルもぎ取ったのはアンシェルの左腕だったのに、途中から、アンシェルの右腕がなくなって左腕が戻っていましたね。作画ミスのようです。)
ハジは片方の羽を失っただけで、ピンピンしています。

小夜vsディーヴァは、二人とも、相打ちを覚悟で突進してお互いを突き刺しました。
しかし、石化したのはディーヴァだけ。
どうやら、子供を宿したディーヴァの血には、もはや小夜を石化させる力はなかったようです。
それを知ってか、刺した後に崩れかけたディーヴァの左腕を、小夜が必死に元に戻そうとしています。
そんなこと、できるわけないのに...
相打ちなのに自分は石化を免れたことに、混乱していたのかも知れません。

その小夜を見て、「ディーヴァが失われた今、自分には存在する価値がない」とネイサンは小夜によって命を奪われることを願います。
わずかなためらいの後、小夜はネイサンを切り、ネイサンも絶命しました。

残されたのは、小夜、ハジ、そしてディーヴァの2人の子供です。
彼らは、これからどんな運命を望むのでしょうか。
小夜が子供を切り、ハジが小夜の命を奪った後、ハジも自殺、これが小夜の描いた結末だったのかも知れません。
しかし、生まれたての赤ちゃんの命を小夜は奪うことが出来るのでしょうか。
今週は、予告編も意味深でした。
最終話がどんな結末になるのか、来週も土6が見逃せません。

■2006/09/18 19:35 追記
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解除しましたので、今後はトラックバックを受け付けられると思います。