小型株の空売りは踏み上げの危険

昨日、急騰株の空売りに書いた独自の銘柄抽出アルゴリズムで空売り対象となった5491 日本金属を455円で空売りしたところ、今日は大引け直前にストップ高の560円になってしまい、ストップ高比例配分で終わってしまいました。
そんなわけで、かなりの含み損状態になっています。
寄り付き前の気配値は545円くらいだったので、ストップ高までは行かないかなと思っていたら、終わってみたらストップ高比例配分でちょっとがっくり来ています。

今日で信用取り組み状況がかなり好転しましたし、25日移動平均線乖離率が60%を越えていますので、万が一明日の寄り付きが高くなったとしても、行っても600円、その後は500円付近の窓を埋めるべく雪崩が起きるだろうと予想しています。
とは言え、私の売値の455円には、そうすぐには戻してくれないでしょうね。
損切りする気は毛頭ありませんが、こうしたホールド状態が長く続くのは精神衛生上良くないです。

やはり、小型株に手を出したのが良くなかったのではないかと思っています。
これまでの自分の基準では、5491 日本金属は小型株には入らないと考えていたのですが、どうやら私の基準が甘かったようです。
5491 日本金属は、発行済株式数が67,000,000株で、一昨日の終値が432円ですから、時価総額は28,944,000,000円(289億円)でした。
今後は、今回のケースを教訓に、2割の余裕を持って、時価総額350億円を私の基準として、それ以下の銘柄の空売りは手掛けないようにしようと思います。

別のアプローチとして、両建てという案もあるのですが、仕事の関係で場中の取り引きが出来ず、急激な値動きに対応できないので、両建て取り引きは難しいかなと考えています。