タワー型パソコンのケースファンを交換

1年ほど前に静音パソコンを購入したのですが、夏場のケース内温度上昇への対策として、筐体のFANを交換しました。

【交換前】
KAMA FLOW 8cm 超静音 SA0825FSB12SL (8cm, 1500rpm, 19.0CFM, 14.0dBA)を筐体後部で吸出し向き

【交換後】
S-FLEX 12cm SFF21D (12cm, 800rpm, 33.5CFM, 8.7dBA)を筐体前部で吸込み向き

動作音については、体感的にはほとんど変わっていない感じがします。
ノイズレベルは14.0dbAから8.7dbAになったのでファン自体は静かになっているはずなのですが、風量が19.0CFMから33.5CFMにアップしており、しかも筐体前部は細かいメッシュになっていて風切り音が大きくなった分、トータルでは変わらなくなっているのでしょう。

肝心の冷却性能は、格段にアップしました。
筐体内のケーブルの束ね方を変えたので、必ずしもファンの交換効果だけとは言えないのですが、室温が20度くらいの環境で高負荷を掛けると、交換前はマザーボードの温度が40度近くまで上がることもありましたが、交換後は33度以下を維持しています。
これは、劇的な効果と言えるのではないかと思います。

さらにファンコントローラーを装着して、回転数を800回転から600回転くらいに落としても良いかなと思っています。

夏場の筐体内温度上昇に悩んでいる方は、ファンを口径の大きなものに交換することを検討すると良いと思います。
とりあえず、S-FLEX SFF21D(実売価格1,700~2,000円くらい)はお勧めです。