整形外科での変形性肘関節症は誤診

先日、近所の整形外科に行って変形性肘関節症に罹患していると言われたのですが、いろいろと調べたところ突発的に症状が出るようなものではないようなので、近所のちょっと不信感を感じた整骨院とは別の、家内と家内の友人がお世話になっている隣の市の整骨院に行ってみました。
この整骨院には、有名なスポーツ選手も来ているそうです。

症状を話した上で、整形外科で変形性肘関節症と診断された旨を話したところ、「それはまずない」と一蹴されました。

根拠としては、まずは年齢で、この年で変形性関節症になるとしたら非常に稀な例だということ。
次に症状の現れ方で、ある日突然発症するものではないこと。
整骨院でエコーで診てもらったところ、「確かに激しいスポーツをして来た関節で、関節の隙間が広かったり狭かったりしているが、一様に隙間が狭いわけではない。むしろ、周辺の筋肉が明らかに炎症を起こしており、曲げ伸ばしが出来なかったり痛みが出たりするのは炎症が原因」と言われました。
また、この症状は、通常、2週間から3週間程度で回復するものなので、あまり心配しなくて良いとも言われました。
とりあえず、一安心です。

あと、裏話としては、整形外科の場合、レントゲンを撮って何も異常が見つからなかった場合より、何らかの異常が見つかった場合のほうが、より保険の点数が高くなるという事情があるそうです。だから、必ずしもそうであうと思われなくても、該当しそうな症状の名前を患者に伝える医師もいるとのこと。
急に関節の曲げ伸ばしに支障が出て来た場合には、整形外科ではなくて、整骨院に掛かるのが良さそうです。
ポイントとしては、ちゃんとエコーを使って筋肉の状態を確認してくれる整骨院が良いですね。