8/10(土)にauのスマホARROWS ef FJL21を解約し、MNPでソフトバンクのiPhone5に乗り換えました。私のと家内の分で計2台になります。
乗り換えに際して、事前にTwitterを含むインターネット検索をして、神奈川県内で最も条件の良さそうなソフトバンクショップに出向きました。店名は伏せますが、とある小田急線の駅から徒歩1分にあるショップです。ソフトバンクショップ○○○という名前ですが、ソフトバンクモバイル株式会社の直営店ではなく、携帯電話を幅広く取り扱っているチェーン店の中で、ソフトバンクのみを取り扱っているショップ、というのが正しいようです。
しかし、契約後に、店頭で説明された契約条件と著しく乖離があることが判明し、ショップの責任者と交渉をしています。
自分が受けた説明よりも実際には不利な条件の契約を続けるのは嫌ですが、それよりも、自分がクレーマーと見なされる(その結果、ブラックリストに載る)ことや、自分がクレーマーのような言動を取ってその結果不当な利益を得ることも嫌で、落としどころが難しいです。
今回ショップ選びで第一の条件としたのは、「iPhone5 16GB 一括0円、月々3,635円」という条件です。我が家の近所のソフトバンクショップでも8月上旬の期間限定で一括0円販売を実施しており、この条件で契約できるショップを見つけるのはそれほど難しくはないです。
今回私が契約に行ったショップでは、上記の一括0円のツイートの他、最大66,970円還元のツイート、他社解約金負担のツイートもあり、すべてが適用されるとまでは考えていませんでしたが、本体を一括0円で契約して、幾ばくかのキャッシュバックも期待できるものと考えていました。
以前auのスマホARROWS ef FJL21をMNPで購入した時に、本体一括0円+35,000円のキャッシュバック(一部はギフト券)で契約した経験があったからです。
今思うと、お店に出向く前に電話か何かで契約条件を具体的に確認してから行くべきだったと反省しています。
8/10(土)の朝、営業開始時間直後にお店に入れるよう、車で1時間ほど掛けて、当該ショップに行きました。その日の時点で、今年の最高気温を記録した日でした。
最寄りの駅を車で目指して行って、駅の周辺を徒歩でぐるりとまわると、そのショップは見つかりました。
ローカルな駅ということもあり、一つの駅の周辺に「ソフトバンクショップ」は2軒以上あるはずがなく、お店の入り口には「金土日限定、iPhone5 16GB 一括0円、月々3,635円より」というチラシが何枚も目立つように貼られており、お目当ての条件で契約できそうだとほっとして入店しました。
まずauからのMNPでiPhone5に乗り換えたいことを伝え、在庫の確認をしてから、店内でMNP予約番号の発行をしました。
時間を節約するには、来店前に自分でMNP予約番号を発行したほうが良かったのですが、以前SoftBankからauに乗り換えた時にはMNP予約番号の取得にさほど時間が掛からなかったので、在庫確認の後でも構わないだろうと思っていました。店員さんには迷惑を掛けてしまいました。
予約番号が取れた後、iPhone5のMNP乗り換えの契約条件の説明を受けました。
始めに契約者の扱いについて、私の名義で2台契約するのと、私と家内のそれぞれの名義で別々に契約するのとでどちらが良いかを確認しました。
故障した場合などにショップに出向く際に、家内の携帯も私の名義で契約してしまうと、家内の携帯の故障であっても家内だけでなく私も必ず同伴する必要があるとのことで、それぞれ使用する人が契約者になって、支払者を両方とも私にするのが良いということになりました。
次に、月々の支払額について話を伺ったのですが、iPadを使っての説明で、画面には割賦払いでの料金プランが表示されていて、おかしいなと思いました。
店内のチラシを確認して、さらに私のスマホで当該ショップのTwitterの「【週末限定】大人気!iPhone5一括0円!月々3,635円でお使い頂けます!」というツイートを提示して「これで契約をしたい」と明確に申し入れをしました。
店員さん曰く「一括0円は、実は昨日で取り扱いを終えていて、今日は一括0円での契約は出来ない。今日は分割払い+キャッシュバックだけである。だが、一括0円よりもキャッシュバックのほうがお得である」とのこと。
さらに確認したところ、キャッシュバックの前提には追加オプションとコンテンツの契約も必要になるとのこと。
「オプションとコンテンツの解約は面倒だ。一括0円の場合と、分割払い+キャッシュバックの場合とで、どれだけ支払額が変わって来るのか知りたい。大差ないようなら、一括0円のほうで契約することを考える」と告げて、計算をしてもらったところ、「2年で2台で4,700円ほど得になる」とのことでした。なお、4,700円「ほど」と書いたのは、1円の位が0でなかったからで4桁を正確には覚えられなかったからです。コンテンツの課金で一の位が0でないものがあるのだろうと理解しました。
悩んだのですが、私の夏期休暇中に近所のソフトバンクショップに出向いて不要なオプションを解約すれば済む話であり、「一括0円よりもお得」ということを何度も繰り返し確認して、最終的に契約することにしました。(しつこい客だと思われたかも知れませんが、これを繰り返し確認していたことが後々役立つことになります。)
一括0円、月々3,635円の場合の契約条件を基本として、テザリングとAppleCare+の2つを付けるのが当方の希望であることも、伝えました。
いくつかの書類にサインをして、最後にサインをしたのがキャッシュバックの申込書である「現金還元申込書」でした。
契約者単位の書類になっており、私の分の申込書で60,000円のキャッシュバックであることを確認して、サインしました。
分割払いのほうが2年で2台で4,700円ほど得になるという説明は聞いていたのですが、この時点でもその内訳は具体的には聞いていませんでした。
ただ、キャッシュバック60,000円に対して、本体代金分割払い51,360円にキャッシュバック前提のオプションとコンテンツ加入の最低課金分を足すと57,000円くらいになると想定すると、上述の2年で2台で4,700円くらいというお得分の計算結果に合致します。
明には聞きませんでしたが、少なくとも一括0円の契約よりもお得であるという説明を信じるに足る状況でしたので、細かくは確認しませんでした。このことも、反省しています。
契約に掛かった時間ですが、コンテンツダウンロードのためにApple IDの取得を店頭で行なう必要がある他、店員さんがコンテンツをダウンロードするたびにパスワードを入力する必要があり、私も家内もiPhoneの操作にあまり慣れていないこともあって、予想以上に時間が掛かりました。
当初、契約が終わってお店を出るまで1時間くらいで済むかなと思っていたのですが、終わってみれば2時間半ほど掛かっていました。
家内は午後から別の用事があったので、ぎりぎりまではお店にいたものの途中でお店を出て、後は私のほうで引き継いで対応をして、念願のiPhone5を2台受け取って、8/10(土)のお昼過ぎに帰路につきました。
契約の際に「オプションやコンテンツの解約は明日以降にして欲しい」と言われており、その日は契約書類を見直すこともせず、本日8/12(月)にまず自分でコンテンツの解約をして、その後で自宅近くのソフトバンクショップに出向いて、各種追加オプションの解約をしました。
解約して良い追加オプションには契約書でマーカーを付けておく旨、契約時に言われていたので、「マーカーの付いているものを全部外して欲しい」と依頼し、こちらの解除手続きはすぐに終わりました。無料期間に差があるので、今日全部一度に解約する必要はなかったのですが、後で外すのを忘れて課金が発生するよりは良いだろうという判断です。
帰宅してから、現在の契約状態をよくよく見たところ、「Wホワイト」が残っていることに気が付きました。契約書を見る限りWホワイトについてはマーカーが無く、解約して良いオプションとはされていません。Wホワイトが何者かは知っていましたが、上述の通り私からは「Wホワイトを付けて欲しい」とは一言も言っておらず、キャッシュバックの前提となる強制追加オプションなのだろうと理解していました。
ここで、ふと、「今回の契約は、一括0円、月々3,635円よりも本当にお得なのだろうか?」という疑問が生じました。
契約時に渡された書類をもう一度確認してみたのですが、月々3,635円よりもお得であることが一目で分かるような計算が記されたものは何一つありません。まあ、これは、店員さんが電卓で計算した「結果」だけを聞いていて、計算過程を細かく聞かなかった私にも落ち度があるのですが。
さらに、現金還元申込書を確認して、驚きました。私が署名した時は60,000円と書いてあったのですが、60,000円という金額が二重線で取り消されて30,000円と改竄されていたのです。家内の現金還元申込書は、私の後に、私が見ていないところで署名させられていて、始めから30,000円となっていました。
えっと思って、自分なりに計算したのですが、本体価格51,360円に対して1台あたり30,000円のキャッシュバックで、どうやったら「2年で4,700円のお得」になるのか、どうしても合点が行きませんでした。
契約したソフトバンクショップに直接電話しても良かったのですが、現金還元申込書の改竄という事態であることも鑑みて、ショップを管轄している企業の問い合わせ窓口に相談しています。
相談した結果は、随時、追記します。
■2013/8/13 追記
ショップの管轄者の方とメールと電話でやり取りをしています。
もしも、言った/言わなかったの議論になって「最終的には納得して契約をしたはずだ」と言われると大変だなと思っていたのですが、ちゃんと当方の話を聞いて下さり、ショップの担当者にもフェアに確認をして下さる方だったので、ほっとしています。もっとも、ショップの管轄者が強気な態度を取って来た場合には「契約が成立しているというのなら、改竄された契約書はそもそも改竄前の状態で成立しているはずだ」とこちらから反論できますので、一方的に押し切られることはないだろうと思っていましたが。
ショップの管轄者に確認した結果、上述の「本体価格51,360円に対して1台あたり30,000円のキャッシュバックで...」について、一部、当方の誤解があることが判明しました。
一括0円の場合、本体価格51,360円のうち21,000円はソフトバンクの「のりかえサポート」で割引され、実際にショップ側で負担するのは30,360円になるとのこと。分割払いで購入した場合、21,000円が月々875円の割り引きとなって2年間支払額が減額になるとのこと。要するに、月々の支払額で考えると、一括0円で月々3,635円支払うのと、分割払いで始めに30,000円のキャッシュバックを受け取って月々4,900円支払うのとで、分割払いのほうが2年トータルで360円損ではあるものの、一台当たり月に5,000円以上(AppleCare+を含む)支払う契約で、2年で360円の損と言うのは私にとっては目くじら立てるほどの金額ではありません。
とは言え、契約時の説明である「2年で2台で4,700円ほどお得」が成立しない状況で、ショップの担当者に何らかの勘違いがあったことはショップの管轄者も理解しており、ショップの管轄者も「金額の大小で片づける話ではない」と言って下さっています。
どう決着させるか、悩ましいです。
■2013/8/14 追記
分割払いと強制加入オプション及びコンテンツ契約について確認しました。
Wホワイトを除いて、オプションとコンテンツ契約はすぐに解約すれば課金はいっさい発生しないとのこと。
Wホワイトはそもそもキャッシュバックの前提となるオプションではなく、またWホワイトには無料期間はなく、既に初月分の課金は発生しているとのこと。
上述の8/10(土)での店頭でのやり取りを説明し、当方からWホワイトを付けることは依頼していないと説明し、ショップの管轄者から担当者に確認を入れて「強制加入オプションの一つと受け取られても仕方がない状況だった」ことを確認し、Wホワイトの課金分はショップから返金することにしていただきました。
とは言え、「一括0円よりもお得」という状況には至っておらず、どう決着させるかはまだ不透明です。
■2013/8/15 追記
正直なところ、一括0円の場合のショップ負担額30,360円と、Wホワイトの1か月分980円の合計31,340円をキャッシュバック金額とすることで、「一括0円の場合と同条件」として、それで決着させようかと思い始めていました。
が、2年未満での解約のケースを考えると、実は分割払いは一括0円と比べて著しく不利であることに気が付きました。以下、解約金を除いた計算です。
仮に12ヶ月で解約した場合、一括0円であれば3,635円×12で合計43,620円の支払いだけで済みますが、分割払いであれば4,900円×12の支払いに加えて割賦払いの残り2,140円×12の支払いがあり合計84,480円の支払いです。ここからキャッシュバック金額30,000円を差し引いても54,480円の支払いで、一括払いの場合よりも1万円以上損することになります。もしももっと短い期間で解約したら、負担額の差はさらに増えます。
実際に1年で解約することがあるかどうか先のことは分かりませんが、そうなった場合の支払額増のリスクはいっさい説明を受けていません。そもそも「一括0円の契約をしたい」と言って来た顧客に対して「キャッシュバックのほうがお得」という別提案をしているのですから、こうしたリスクは具体的な金額と共に説明がされているべきです。
ショップの管轄者の方に、2年未満での解約のケースに関する総支払額の認識を確認したところ、当方の認識に間違いがなく、説明不足についても認めていただきました。
落としどころが悩ましいのですが、契約時の説明内容に誤りがあり(そもそも得になるケースがまったく存在しない契約)、説明不足(2年未満での解約では一括0円よりも著しく負担が増える)もあったことから、MNP契約の解除(具体的には、手段を問わず、他のソフトバンクショップで一括0円の契約を結べるようにして欲しい)を第一希望、それが困難であればキャッシュバック金額を改竄前の金額に戻すこと第二希望として、ショップの管轄者に伝えています。
■2013/8/16 追記
MNP契約の解除が出来るかどうか確認中で、週明けまで回答を待って欲しいとの連絡が、ショップの管轄者からありました。
解決までもうしばらく掛かりそうで、精神的に疲れて来ました。
■2013/8/19 追記
解決しました。
先週末の段階では「今の分割払い契約を一括払い契約に変更することは出来ない」という説明だったのですが(これが当方の希望であることも伝えた上でのことです)、これが可能とのことで、「一括0円、月々3,635円」の契約にしていただきました。
さらに、当方が付加することを希望していなかったWホワイトオプションの初月分の費用と、SoftBank契約事務手数料をショップのほうで負担していただける(これはTwitterでも記載のあったサービス)とのこと。
一週間掛かりましたが、これにて一件落着となりました。
■2015/4/29 追記
オプションの無料期間について、近くのソフトバンクモバイルのショップで確認して来ました。
テザリングオプションの無料期間は2015/8/9までとのことで、20日が締日なので、7/20より前に解約すれば日割りの料金請求も発生しないはずとのことでした(8/9までに解約すれば大丈夫なのではないかという気がしたのですが、突っ込みはしませんでした)。
ソフトバンクWi-Fiスポットの無料特典は、パケットし放題フラットを契約している限り永久に無料とのこと。
7月にテザリングオプションを解約するのを忘れないようにします。
コメント