今日は小学4年生の息子の運動会でした。
元々は昨日土曜日の予定だったのですが、未明からの雨が降っていたために土曜日から日曜日に延期となりました。
朝方は曇りだったのですが朝10時頃からは強い日差しが差すようになって、気温も27度まで上がって、日差しでかなり日焼けをしてしまいました。
タイトルの通り、「無難に収めた」感じのする運動会でした。
一番気になったのは、小学5年生と6年生の組体操でした。
去年は小学3年生の息子の運動会で書いたように4段の円錐型の塔を組んでいたのですが、今年はシンプルな3段でした。
一組5人で、1段目3人が四つん這い、2段目二人が1段目の子の腰に手をついた形で中腰、3段目1人が2段目の子の上に四つん這いという、高さ1m半弱の3段でした。
組体操の危険性が指摘される中で、学校としては自然な選択だと思いますが、去年とあまりに違い過ぎて、複雑な気持ちになりました。
もちろん、「危険性よりもチャレンジを」と言うつもりはありませんし、もしも来年我が子が怪我をしたらと考えると、好ましい方針変更だと思います。
次に気になったのは国旗掲揚です。
はっきりとは覚えていませんが、去年か一昨年までは、国旗掲揚がされていたと思います。
今年は、見たことのない旗、聞いたことのない音楽で、旗の掲揚がされていました。
もちろん、君が代の歌詞に関する異論があることは知っています。
とは言え、国旗が日の丸、国歌が君が代であることは、それを嫌と思う人がいるとは言え、現時点ではそうなっているのです。
公立の小学校である以上、国旗掲揚、国歌斉唱は、基本的には義務だと思うのですが。
これも、一部の保護者または外部からクレームされないように、対応したのでしょう。
本来は、然るべき手続きを経て国旗の変更、国歌の変更をするべきなのですが、そうした手続きを経ることなく「一部の」クレームを避けるためにやり方を変える、それを「仕方がない」としてしまう風潮に危機感を感じてしまいました。
それと、これは当たり前のことなのですが...
学校の敷地内に十分な駐輪場がなく、自転車で学校に来る父兄は事前に申請が必要とされていました。
申請せずに自転車で来たかった一部の父兄が、どうも近くのコンビニの敷地内に自転車を止めていたらしいのです。
午前11時より前だったと思うのですが、全体アナウンスがあって「店内のお客の数よりも明らかにたくさんの自転車がとめられている」との連絡が近くのコンビニから学校にあったとのことで、移動を呼び掛けられていました。
おそらくは事実だったと思いますが、どこのコンビニのことなのかは明には言及されませんでした。
学校にとって「クレームされないようにする」ことが何よりも重要なのだな、そう感じてしまった一日でした。
自分が学校の関係者であったら、きっと、そういう判断をしてしまうと思います。
ただ、「クレームが何よりも強い」というメッセージを将来を担う子供たちに伝えてしまうことについて、義務教育の現場としてそれで良いのだろうかと、悶々としてしまいました。
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