太陽光発電パネルの設置工事が完了し、エコキュートとIHクッキングヒーターの設置工事が完了して、我が家も太陽光発電+全電化住宅の仲間入りをしたわけですが、設置の際に工事業者の方から色々と話を聞いて、IHクッキングヒーターの導入はしないほうが良かったのではないかと、設置してすぐではありますが、少し後悔しています。
今回の工事の背景として、東京電力管内の電力不足への貢献という意識が強く、義援金を出すのではなく太陽光発電設備を導入することにしました。
家計の光熱費という観点ではオール電化割引(全電化住宅割引)を受けられるので、エコキュートの導入だけでなく、ガスコンロからIHクッキングヒーターにするのも自然な流れです。
ただ、ピーク電力という観点では、IHクッキングヒーターの消費電力はかなりのものになりますし、具体的に夕食の準備をする夕方は太陽光発電の電力量よりもIHクッキングヒーターの消費電力のほうが大きくなりますので、むしろ節電に逆行したことをしてしまったとも言えます。
経済的な観点でも、太陽光発電をしているので買電で支払う電気代はかなり低く抑えられるはずですし、全電化住宅割引額は大した金額にはならないでしょう。
IHクッキングヒーターのほうが火を使わないので火災のリスクを抑えられるというメリットは確かにあるのですが、電力不足の状況でのIHクッキングヒーターの新設は、褒められたことではない気がします。
太陽光発電とエコキュートだけ導入して、IHクッキングヒーターの導入は、お湯を沸かすのに使っているガス代がどれくらいなのかが分かった後、そしてこの夏を乗り切った後に考えることにしても良かったのではないかとも思います。
何故、このことにもっと早く気がつかなかったのかと、自分の視野の狭さに恥じ入っています。
強いて言えば、今のガスコンロのグリル部分が故障していて、コンロそのものを買い換える必要があるかも知れないというのが3月にあったのも、今回の太陽光発電+オール電化計画を思いついた発端でもあったので、「ガスコンロはそのまま」という選択肢が当初眼中になかったのは事実ですが... 節電のためガスコンロは新しいガスコンロにするという選択肢もあったはずです。
かと言って、今からIHクッキングヒーターを処分する気にもなれませんし、当面は、炊飯器、電子レンジ、IHクッキングヒーターに関しては、同時に使用する数を少なくすることで、ピーク電力の上昇につながらないよう、気をつけようと思っています。
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