機動戦士ガンダム00 #21 滅びの道【感想】

ガンダム00第21話の感想です。
前回の機動戦士ガンダム00 #20 変革の刃【感想】に引き続いて、あくまで放映を見ての感想です。(アニメ誌はほとんど読んでいない、と言いますか、なるべく読まないようにしていますので。ただし、人物名等の情報を得るために、機動戦士ガンダム00 [ダブルオー]だけはチェックしています。

AEU、ユニオン、人革連による連合軍は、入手した擬似太陽路を搭載したモビルスーツで、ソレスタル・ビーイングに対して攻撃を仕掛けました。
擬似太陽路のことを「ジンクス」と読んでいたようです。
が、そのジンクスの製造に関与していたと思われるラグナ・ハーベイは暗殺されてしまいました。
どうやら、アレハンドロ・コーナーが黒幕で、リボンズ・アルマークがヴェーダをハックする能力を持っているようです。

気になったのは、ジンクス部隊の機体の数です。
スローネの拠点を攻撃したのは人革連の10機、プトレマイオス(トレミー)を攻撃したのはユニオンとAEUの19機、1機、足りません。
前回、アリー・アル・サーシェスがラグナ・ハーベイに直談判していたのが実って、アリー・アル・サーシェスが1台入手した可能性が高そうです。

トレミーから応戦したエクシア、デュナメス、キュリオス、バーチェの4機ですが、ヴェーダのバックアップが止まってシステムエラーを起こし、まったく動けなくなってしまいました。
そもそも、GN粒子は通信障害を起こす性質のものなのに、ガンダムがヴェーダのリアルタイムサポートを受けているのは不自然なのですが... まあ、そこはGN粒子の考案者が、回避策を用意していたのでしょう。
こうした展開を予想していたスメラギが、トレミー内にヴェーダとは独立したガンダムのバックアップシステムを構築していて、エクシア、デュナメス、キュリオスはほどなく動けるようになりました(戦闘では、あの切替の時間だけで十分、命取りだったのではないかとも思いますが、そこはアニメなので、突っ込んではいけないのでしょうね)。が、バーチェだけは、バックアップへの切替でエラーが起きてしまいました。
おそらく、バーチェだけはティエリアと何らかの形でリンクしていて、茫然自失となったティエリアが原因だったのではないかと思われます。
それにしても、ロックオンも口にしていましたが、ティエリアは普通の人間ではないようですね。どのようにして出生したのか、気になるところです。

そのティエリアを助けるため、ロックオンがデュナメスを盾にしてバーチェを護るのですが、デュナメスは損傷し、ロックオンも負傷してしまいます。
予告編にロックオンの姿がなかったのが気掛かりですが、お亡くなりになったわけではないと思いたいところです。
さて、デュナメスの損傷で再びバーチェが危機にさらされたのですが、(多分)ラッセ・アイオンが受け取って来た「ガンダム・アームズ」が間一髪のところでバーチェを救います。
私は、「ガンダム・アームズ」というのはてっきり武装の一つだと思っていたのですが、青い光を放っており、GNドライブ搭載のモビルアーマーらしいですね。これで、機動戦士ガンダム00 #16 トリニティ【感想】の最後に書いていた「ソレスタルビーイングに太陽炉(GNドライブ)は5台」の疑問が解消しました。
なるほど、細かいところに、いろいろと伏線があるものです。

さて、ヴェーダは、アレハンドロ・コーナーの手に落ちてしまいそうですね。
ヴェーダの本来の意思ではないのでしょうけど、プトレマイオスはヴェーダから独立した行動を取ることになりそうです。
トリニティチームも、指示者(かつ支持者)であるラグナがいなくなり、見捨てられた状態です。
今後、誰と誰が敵対することになるのか、興味深いです。

■関連記事
機動戦士ガンダム00 #22 トランザム【感想】
機動戦士ガンダムOO トラックバックセンター 第21話「滅びの道」
機動戦士ガンダム00 トラックバックセンター | MISSON21 滅びの道