劇場版「空の境界」伽藍の洞【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ました。
実は、誤って一つ後の「矛盾螺旋」を先に見てしまっていたのですが、そもそも「空の境界」は時系列で上映されているわけではないので、ここで逆順で見ても、あまり影響はなかった気がします。

今回の伽藍の洞は、式が事故に遭って病院に搬送されてからのエピソードでした。
式のもう一人の人格である織が消えてしまい、文字通り伽藍洞になった式の心ですが、生死の境界が見えてしまう魔眼をも身につけてしまい、さらに苦悩します。
が、橙子との出会いを経て、魔眼と共に生きて行くことを決意するに至ります。
空の境界で、唯一、式が弱気になったところが描かれていて、式にそういう面もあったのだなと意外に思いました。
ただ、今回のバトルシーンは、ゾンビとのバトルのみなので、アクションを期待して見ると少し物足りないかも知れません。

印象的だったのは、式の昏睡中、幹也がずっと(毎日?)お見舞いに通い続けていたことですね。
看護士さんからは「子犬君」と呼ばれていたようですが、ああいった一途な心というのは大事なのだろうなと思いました。

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