劇場版「空の境界」矛盾螺旋【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ました。
前作、「伽藍の洞」とレンタルする順番を間違えてしまい、この感想は、「矛盾螺旋」を見て、「伽藍の洞」を見てから書いています。
前作までは1時間未満だったのが、本作は特別で2時間近くあります。また、この2時間の中で、シーンの時系列がかなりばらばらでガイドなしにポンポン前後するので、かなり頭を働かせて見ていないと、ストーリーを理解するのが難しいと思います。

今回は、橙子の昔の学友が2人登場して、魔術がたくさん使われます。
橙子の心臓がえぐられた時、橙子が首だけになった時は「橙子も今回で退場するんだぁ」と驚きましたが、あれは影武者というか、橙子のコピーとのこと。
でも、外面だけでなく、体の中身や、考える能力までそっくりというのは、他の設定との乖離が大き過ぎではないかと感じました。あれが出来るのであれば、式の左腕ももっと生身に近く出来るのではないかと思いましたし、「空の境界」世界感が全く変わってしまいます。
もっと早く、本物の橙子ではないと分かるくらいの設定のほうが良かったのではないかと思います。

ところで、エンドロールの後、少し続きが入っていますので、見る時は最後まで再生を止めないよう、注意しないとなりませんね。
式が、幹也に対して、珍しく(初めて?)女の子らしい態度を取るシーンが含まれていますので要チェックです。

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