自宅のパソコンに、玄人志向のグラフィックスボードGF8400GS-LE256Hを増設しました。
ビックカメラで3,980円でした。
現在の構成は以下の通りです。
とりあえず、静音パソコンと言って差し支えないと思います。
CPU | AMD Athlon64 3200+ 2.0GHz 512KB |
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CPUファン | 峰COOLER(SCMN-1000)+風拾 超静音に交換 |
メモリ | OEM DDR-SDRAM 512MB PC3200(CL3) JEDECを4枚セット(合計2GB) |
HDD1 | HITACHI HDP725025GLA380 250GB S-ATA2 8MB(QUIET DRIVEに収納; Cドライブ) |
HDD2 | HITACHI HDT722525DLA380 250GB S-ATA2 8MB(QUIET DRIVEに収納; Dドライブ) |
光学ドライブ | PIONEER DVR-111BK/MP ブラック Soft付 DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R/RW、DVD-RAM) |
MB | ASUSTEK A8N-VM CSM nVIDIA GeForce6150チップセット |
VGA | 玄人志向 GF8400GS-LE256H |
サウンド | オンボードサウンドを使用 |
ネットワーク機器 | オンボードLANを使用 |
ケース | CoolerMaster Centurion 541 ブラック 電源無し |
電源 | サイズ CORE POWER2 CoRE-400-2007 |
ケースファン前 | S-FLEX 12cm SFF21D (12cm, 800rpm, 33.5CFM, 8.7dBA) |
GF8400GS-LE256H導入の前後での違いは、以下の通りです。
・パフォーマンス
Crystalmarkの性能は、導入前のオンボードVGAでは44501で、導入後は57451と、大幅に向上しています。
グラフィクスまわりの性能向上だけでなく、メモリ性能も5909から6420へと約9%向上していることは、特筆に値するでしょう。おそらく、メモリの一部がビデオメモリとして共有利用されていた時には、ビデオチップからのアクセスのためにメモリ性能をフルに発揮できていなかったのではないかと推測されます。これだけでも、ビデオカードを増設する価値はありそうです。
・消費電力
一説にはGF8400GS-LE256Hの消費電力は35Wだという話がありますが、実際にしばらくアイドル状態にした後、クランプメーターでパソコン本体の消費電力を測定したところ、GF8400GS-LE256H増設前は約70W、増設後は約90Wでした。
BIOSでオンボードVGAを無効化した影響もあるとは思いますが、約20Wの増加です。
これを、大きいと見るか、小さいと見るかは、微妙なところです。
グラボに負荷を掛けた後であれば、もっと消費電力は上がったかも知れませんが、その場合はCPUの消費電力も大きくなっていることでしょう。
・発熱
これも、ネットではGF8400GS-LE256Hのヒートシンクが70度になるという話が出ていますが、上記の構成でしばらくアイドルさせておいた時、室温28度で、マザーボード温度、電源温度、ともに36度くらいで安定します。
増設前も36度くらいだったと思いますので、ほとんど変化していないことになります。
実際のグラボのヒートシンクの温度は分かりませんが、筐体内の温度への影響は軽微のようです。
場合によっては筐体のファンを風量の大きいものに替える必要があるかも知れないと考えていましたが、どうやらその必要はなさそうです。
・拡張性
マザーボードによるのでしょうけど、GF8400GS-LE256Hはヒートシンクが大きいため、隣のスロットが使えなくなります。
たくさんの拡張カードを利用している場合、あるいは利用する予定がある場合、注意する必要があります。
他の製品で、ヒートシンクの代わりに薄型冷却ファンを装着しているものを考えたほうが良い場合もあるでしょう。
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